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テキトー写真教室①浜離宮のコスモス 2012年09月19日 Cosmos:コスモス トラックバック:0コメント:8

先の連休初日、かねてから企画していた撮影オフに行ってきました。
いつもブロ友さんと撮影オフに行くときは、なにかイベントがあるときが多いのですが
今回はブロ友さんからのご要望で、いわん流の撮影教室ということに。
教えてほしいという撮影方法をもとに、撮影地を決めました。今回は以下の3か所。

・マクロ撮影→浜離宮庭園のコスモスと虫
・流し撮り→JR田町駅
・工場夜景→川崎市千鳥町の工場地帯

自分自身、写真の学校に行ったわけでもなく誰かプロの写真家に師事したわけではないので
写真にテクニックなんかは完全に我流なんですが、それでも人に教えるということ自体が
自分にとってもプラスになるということで。テキトー写真教室開催ですw
今回せっかくなので、自分なりのセオリーというか撮影方法をちょっと解説しながら写真をアップしていきます。
あくまで我流、こういう撮り方もあるという程度に参考になればと思います。

さて、まずは浜離宮のコスモス。毎年訪れている定番の場所です。
少し開花が早めということで、キバナがだいぶ進んでいましたがそれでも花盛り。
最初は定番の風景ということで、花畑の後ろに汐留の高層ビル群があるという写真です。

汐留のビルは大きいので、花畑の奥からでも広角でないと入りきりません。
APS-Cだと20mmくらいが限界。お昼ごろまでなら順光で、晴れていればきれいに写ります。
絞り優先でF8、露出補正はなしで現像時に少し調整するくらいで。

最初はオーソドックスに。ちょっと背の高いコスモスにピントを合わせます。
これはこれでまあいいんですが、ちょっと構図が散漫かなと。
花畑の緑が多すぎて、少し花の密度が少ない印象。これは広角なのである程度はしかたないですが。
あと花の位置が悪いですね。花畑と背景のラインに首が重なってしまっています。
af-IMG_0975.jpg

なので構図を少し変えます。
まずは花畑にたくさん花が咲いている印象を出したいので、緑の部分はカットする方向で。
そうすると花を見上げた方がいいので、カメラ位置も当然低くなります。
そしてそれに伴って、空も広く写るように。秋の青空と、広角の広さが出てきました。
でもこれだと、広角で撮った景色、という域を出ていません。主役は花なのかビルなのか空なのか。
af-IMG_0976.jpg

そこで花を主役にすることにしました。ここでフラッシュを光らせます。日中シンクロというやつですね。
狙うのは先ほどからよく見えてる右側の背の高いキバナ。他のコスコスに光が当たるとそちらも色が濃くなるので
手前にあるのは構図から外すようにします。すると、こんな感じに。これは補正は特にしていませんが
光の当たり方、強さによっては色が飛んでしまうのでその時々で調整が必要です。
af-IMG_0983.jpg

他の花も入れたい場合は、少し距離をとったほうがいいかも。
この場所、この時間帯はほぼ順光でしたが、ビルに当たった光の反射で実は逆光に近い状況にもなるときがあります。
日中シンクロすることで手前の花が映えて、さらに奥のビルもしっかり写る。秋のコスモスが咲き乱れる様子がうまく撮れました。
af-IMG_0984.jpg

一輪の花に寄って、かなり強調した撮り方も。
広角で寄って撮ると遠近感が強調され、手前のものが大きく写ります。
広角でなにか撮るとき、できればこうして手前に一つメインの被写体を置いてやることで
かえってその画角の広さを活かすことができると思うのです。
af-IMG_0985.jpg

あと心がけているのが、花がなるべくビルの部分と重なるようにすること。
こうすることで花とビルという対照的な被写体がうまく比較できるかなと。
もちろん構図の取り方しだいによっては、ただ重なってしまうだけにもなるので要注意です。
af-IMG_0986.jpg

日中シンクロを使わなくても、構図の取り方次第ではこうして花をしっかり強調することもできます。
本来花は優しい存在なので、できれば自然光で撮ってそのうえで存在が主張できるのがベストですね。
まあそこまで光線状況などがいいというのがあまりないですが。
af-IMG_0989.jpg

ここでレンズ付け替え。さらに広角のタムロン11-18mmをつけて、ワイド端で撮ります。
これも撮り方の基本は一緒なのですが、遠近感がさらに強調されてこんな撮り方に。
この時間帯だけ空に雲が多かったのがちょっと残念。きれいに晴れていると青空がすごく強調されるんです。
af-IMG_0990.jpg

日中シンクロもやってみます。ただ広すぎてやはり散漫な印象になってしまいますね。
あと超広角レンズって、周辺部が流れやすいので注意。
af-IMG_0991.jpg

また17-40に戻して、今度は花の真下からノーファインダーで日中シンクロを使って。
コスモスだとよくこういう撮り方をする人がいますね。自分はこういうアンダーな雰囲気の写真が好きですが
逆に思いっきりハイキーにして撮るのもいいかなと。ノーファインダーは一発でうまくいくことはないので
何度か試し撮りしながら調整するといいです。
af-IMG_0996.jpg

さて、広角の撮り方はここまで。次は本題のマクロ。いつものタムロン90mmマクロに付け替えます。
マクロで撮るときはまずブレ対策。接写の場合は特に露出が足りなくなる場合があるので、十分すぎるほど感度を高めにします。
そして、絞り。接写するとき、特に意図したものがない場合は絞り込むのが基本です。
マクロでは非常に被写界深度が薄いので、せっかく撮れてもなんだかぼんやりしたピントだったり
ピントそのものがあっていない、ということが多々あるわけで。絞って被写界深度を稼ぐわけです。
これは一番寄れるところまで寄って、絞りはF10。黄色の蕊全体がピントに収まっています。
af-IMG_0997.jpg

対して、これは絞り開放のF2.8(縦構図と横構図の違いはご容赦を)。
蕊の一番手前の部分にしかピントの合っている部分がありません。
たとえばこれで虫を撮ったりすると、目にピントがあってもそこしか被写界深度に収まらなかった、ということになるわけです。
なので接写をするときはなるべく絞る、と。しかしシャッタースピードが厳しくなるので感度を上げたり、補助光を使うのです。
af-IMG_0998.jpg

さて、ここで虫を狙ってみます。気温も十分あり、来たる秋・冬に向けて虫たちは収穫の最中。たくさん飛んでいます。
レンズはここでいったん、広角の17-40mm。近くに来たミツバチを狙います。だいたいこのくらいの大きさだな、と。
af-IMG_1008.jpg

で、90mmで一番寄れるところまでいくとこの大きさ。お尻ですがw
絞りはF9。ある程度絞ったので、一応お尻の部分全体は被写界深度に収まりました。
そしてフラッシュを光らせています。虫を撮るとき、補助光を使うと虫の体に光沢がでてきれいに写ってくれるのでお勧めです。
というか虫を撮るときはフラッシュ・ストロボ必須かもしれませんね。
af-IMG_1013.jpg

セセリチョウ。これも最大限寄ってます。ちょっともったいなかったのが、目がの一番出ている部分がピントから外れてしまったこと。
あと、花にやってくる虫をマクロで狙う時のコツ。花に止まる→追いかける、とやるとだいたい逃げますね。
虫を見つけたらまず観察します。ハチは一度蜜を集め始めると、隣の花に移ることも多くそのうち「次の花」が読めてきます。
そこで待ち伏せするような感じで待っていると、けっこううまく狙えます。あと、セセリチョウは非常に警戒心が薄いのか、
人が近くにいてもなかなか逃げないのでねらい目。なにより撮影者が焦ると、虫にはその心の内が見えるのか
それとも無意識の行動に出てしまって、虫が驚くのか逃げることが多いです。なのでまず落ち着くことが大事ですね。
af-IMG_1009.jpg


虫は今回あまり撮らなかったというのもあるので、また別の撮り方に。前ボケです。
これは別にマクロレンズでなくても、焦点距離が長かったり明るいレンズならおすすめ。
レンズの先端に当たるくらいの近さに前ボケとなる花を置き、メインとなる被写体は標準的な距離で。
レンズ~前ボケの花の距離:前ボケ~メインの花の距離 の差が大きいほど前ボケは大きくなります。
コスモスは花びらの隙間が程よいので、こうした構図が取りやすいです。
af-IMG_1021.jpg

もう一つ、メインとなる花は前ボケの花よりも色が濃いものを狙うのがよいです。
さらに言えば前ボケの花はだいぶ明るめのほうが柔らかい印象になりやすいかと。
露出補正も+1以上、場合によっては+2くらいにしてもいいかも。そうすると明るい印象になります。
af-IMG_1027.jpg

もちろん背景をぼかしたオーソドックスな撮り方も。ボケとなる被写体、メインの被写体、レンズとの距離の相関関係で
ボケ方もだいぶ変わってくるので、その辺を意識するといいかも。
af-IMG_1030.jpg

逆光気味であれば、花びらが光に透かされてきれいに写ります。
背景が色の濃いキバナだったので、アンダーに露出補正して光に透けたメインの花が浮かび上がるように。
太陽光がまともに当たった花びらというのはかなり明るさがあります。そこを利用して露出を決めると面白いです。
af-IMG_1032.jpg

あとは汐留のビルがあるので、花のバックをビルだけにしてみたり。
光の加減によっては、ビルの窓ガラスが光で輝いてきれいな玉ボケにもなります。
af-IMG_1035.jpg

最後はまた広角で。30mmほどの画角ですが、絞りF4にして背景を遠ざけてやるとこれだけボケます。
広角でうまく背景がボケると、非常に立体感のある絵柄にもなるので最近は狙うようにしています。
af-IMG_1038.jpg

浜離宮の写真はとりあえずここまで。
次は田町駅で流し撮り。主に新幹線を撮ります。
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テーマ:花・植物 - ジャンル:写真

コメント

( ゜▽゜)/コンバンハ
土曜日は大変お世話様でした
序盤のコスモス畑から内容の濃いレクチャーで
とっても有意義で楽しい撮影会になりましたね^^
虫たちを撮るのにフラッシュは目から鱗って
感じで驚きでしたけど
いままでで一番綺麗に撮れたので大満足です^^
ほんとうにありがとうございました^^v
  1. 2012/09/20(木) 01:08:06 |
  2. URL |
  3. 伯苑 #-
  4. [ 編集 ]
浜離宮庭園へは15日都合が合わず、
9日に出かけてきました。
この日は暑くて大変だったと思いますが
内容濃いレクチャーができましたね。
  1. 2012/09/20(木) 10:06:59 |
  2. URL |
  3. Hanpen #-
  4. [ 編集 ]
いわん氏なら十分に教えられる知識も技術もあると思うよ^^
話しも分かりやすくて聞き易いと思う^^
皆で楽しいレクチャーができたようだね^^
電車の撮影会なんかも楽しそうだなーー^^b
  1. 2012/09/20(木) 12:51:44 |
  2. URL |
  3. 23 #vL1oD/CQ
  4. [ 編集 ]
先日は、どうもありがとうございました^^すごい楽しかったなぁ~と思いつつ、そういえば、前ボケとかすっかり撮るの忘れてたww
飲みも楽しかったし。また、行けるのを楽しみにしています^^
  1. 2012/09/20(木) 22:34:35 |
  2. URL |
  3. gilbert #-
  4. [ 編集 ]
>伯苑さん
土曜日はお疲れ様でした~。
虫マクロに限らず、日中シンクロってけっこう使えますよ。
逆光でなくても使ってみると、印象的な写真になったりします。
  1. 2012/09/20(木) 23:57:12 |
  2. URL |
  3. いわん #srHwqhnE
  4. [ 編集 ]
>Hanpenさん
気温がまだ少し高めだったので、休みながらの撮影でした。
それでも虫が活発に動いていたのでマクロでも数狙えてよかったですが。
  1. 2012/09/21(金) 00:02:30 |
  2. URL |
  3. いわん #mFHYLiiU
  4. [ 編集 ]
>23さん
仕事の経験でも感じていましたが、自分が上達するには人に説明できるようになるのが一番なんですよね。
思いがけない質問もあったりすることで、それを調べればまた自分のためにもなるし。
  1. 2012/09/21(金) 00:04:47 |
  2. URL |
  3. いわん #mFHYLiiU
  4. [ 編集 ]
>gilbertさん
土曜日お疲れ様でした。
もうちょっと早い時間から撮ってもよかったですね。
工場ももっと他に撮る場所あるし。次はとりあえず航空祭ですね。
  1. 2012/09/21(金) 00:11:38 |
  2. URL |
  3. いわん #mFHYLiiU
  4. [ 編集 ]

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